月9のルールを破ったドラマ版の魅力とは

「月9」枠のドラマといえば、人気のある俳優・女優が出演するラブストーリ
ーが当たり前とされてきました。
そんな中、「のだめカンタービレ」はその常識を大きく覆すドラマとなったの
です。

それは、「ギャグドラマ」であるということです。
クラシック音楽を取り入れながらも、ほとんどがギャグシーンであったり、笑
える場面が多かったのが特徴です。
クラシック音楽とギャグという相反するような素材をうまく組み合わせ、親子
で楽しめるドラマを完成させたのです。

主演は玉木宏と上野樹里という個性派俳優を起用し、そのほかの出演者もバラ
エティにとんだ配役となっています。
平均視聴率は18.8%を記録し、歴代視聴率の20位以内に入るほどの人気を得ま
した。

注目されるのは多くのエキストラで構成されたオーケストラシーンでしょう。
原作のファンだけではなく、数々の音楽関係者も驚いたのではないでしょうか。
最終回のシーンだけで言えば、瞬間視聴率は24%を超えるほどとなりました。

漫画をドラマ化するにあたって懸念されるのが、原作との違いがファンに受け
入れられるかどうかです。
それを考慮していたからなのか、のだめカンタービレは原作にかなり忠実に作
られていました。

ただ、そんな中でもドラマでは千秋やのだめをはじめとする音大生たちがいか
に自分達のオーケストラをつくりあげていくか、などといったストーリーに重
点を置いているようです。

様々なことに四苦八苦しながらも、自分達のつくりたいオーケストラを目指し
ていく過程を、一癖ありそうな大人達が手助けしていくのです。
また、メンバー同士の恋愛についても原作とは違い多く取り入れられているよ
うですが、この点は原作ファンにも受け入れられたようです。

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